キン欲マン

己の欲望に打ち勝つための備忘録

はじめに

人間、誰しも煩悩と向き合う時がある。

 

思えば物心ついた時から「なぜ人間には性欲というものがあるのか」を哲学的に考えることがあった。種の保存としては本能に値するのだが、異性に視線が行ってしまうことに罪悪感を感じる時もあった。

 

成人し、社会人になってもその問いかけは続いた。悶々とする想いを抱きながら、この煩悩から解放されたらどれだけ人生楽に過ごせるか…そんな考えにまとわりつかれていた。

 

そんな時「オナ禁」という言葉を知った。

思い返せば「性欲」という言葉を知った時から、途切れることはあるものの1週間も自慰行為を行わない日はなかった。

先人たちの戦いの記録を見るうちに、自分に足りないものはこれだ!と感じた。

今からの記録はそんな先人たちに敬意を払いながら、自分自身の戒めのため、また私と同じ悩みを持つ方々に少しでも参考として頂くために筆を取って行く。